動画携帯撮影・基本テクニック集

動画って難しい。。。いえいえ、そんなことはありません。気張ることなく気軽に撮影出来るのが動画携帯の良さです。ただ、知っておいた方がより良い映像を撮影できる簡単なテクニックがあります。ここでは、それら簡単で効果絶大な基本テクニックをまとめてみます。

ぶれない

映像を撮影する上で、まず大事になるのがぶれない映像を撮ること。これには大きく分けて2つの方法があります。

まず、自分が止まっている時はとにかくカメラをしっかり構えて動かさないこと。わかりやすく言うと、足を動かさない、体を動かさない、手を動かさない、カメラを動かさない、です。カメラを片手で構えるなんてもっての外ですよ。自分の体の一部を動かないものに接地させるテクニックがあります。(例えば、背中を壁につける、ひじをつく、など)

次に、自分が動きながら撮影する場合。この場合は自分が止まっている時とは逆で、なるべく自分の動きと同じようにカメラを動かした方がぶれのない自然な映像が撮影できます。ポイントは自分の間接をクッションのように使うイメージ。カメラを片手で、しかも親指と人差し指だけで構える、なんて方法もテクニックとして使えますよ。ぶれを減らすために、カメラをあえて揺らすように。

ゆっくりパン(左から右へ、右から左へ)

映像の用語でパンとは、一つの視点で左から右、もしくは右から左へカメラを動かして撮影すること。こうすることによって画面の中に映りきらない被写体を捉えることが出来ます。

動画携帯でもこのテクニックは使えます。その際に気をつけることは、ゆっくりパンする、と言うことです。動画携帯は容量を抑えるためにファイルサイズを小さく圧縮しているため動きの多い映像はきれいに撮影できません。そのためにゆっくり、しっとりパンすることで動きの部分を必要最低限にすることができます。腕がプルプルしても我慢、我慢です。

明るい場所で撮影

動画携帯は暗さに強くありません。人間の目に見える明るさでも、動画携帯にはまったく見えないということも。また、動画携帯に付いているライトなども被写体が近い(2m程度まで)場合でないと効果がないことがほとんどです。(特に景色撮影などにはまったく効果がありません)

普段から気をつけてほしいことは、撮影する時は明るい場所を探す、ということ。これだけで映像のきれいさも断然違ってきます。

カット割

カット割とは簡単に言うと、映像を撮りっぱなしにしないで細かく分割して撮影していくこと。

例えば、自分が面白いとおもった被写体があると、ついつい撮影しっぱなしにしてしまいますよね。しかし、それって後で見返してみたり、他の人に見せてあげたりした時に、意外とだらだらした映像になってしまいがち。

そこで、細かく分割して映像にリズムと変化を与えていきます。理想としては1カット5秒から長くて10秒までで収めること。短く感じるかも知れませんが1カット5秒というのは映像の世界でも割りと一般的に言われていることです。

もし、お持ちの動画携帯に撮影の一時停止機能が付いていたらカット割=5秒で一時停止、を意識して撮影してみてください。

ズームは体で

動画携帯のズーム機能はデジタルズームと言って、擬似的にズームをおこなうものが多く、場合によっては画質が劣化することがあります。また、動作もスムーズさに欠けることが多いので、使用はお薦めしません。

ではズームがしたいときはどうするのか?自分の体ごと被写体に近寄ったり離れたりして体ズームを使ってください。原始的ですが一番シンプルで効果が高い方法です。

また、カット割を使って寄りの画(近寄ったとき)と引きの画(離れたとき)に分割する方法も良く使われます。

これら基本テクニックは一度身に付けてしまえば効果が高いものがほとんどです。撮影するときはぜひ意識してやってみてください。

携帯動画ってどんなときに撮りたいと思う?

自問自答してみました、映像ってどんなときに撮りたいと思うのか?

自分が今までに撮ってきた大きな理由は「自分の経験したことを伝えてたい」、ということ。

実際には経験できない人でも、映像を見ることでそれに近いことが経験できる、それって何よりの映像パワーのすごさ。

誰でもそういう映像を撮れるようになってほしいという願いが、この携帯動画企画をはじめたきっかけです。

■MEMORIZE = 記憶するための映像 から

■EXPERIENCE = 経験を人に伝えるための映像 へ!

それでは実際にどんな時に映像を撮りたいと思うのか、シチュエーション別にチャートにまとめてみました。
動画チャート

上げてみると、意外と映像を撮りたいと思う時って多いですね。

次回からは、どう撮影したらより人に伝わる映像になるのかをシチュエーション別に分けて説明していきます。

■シチュエーション別撮影テンプレート = 簡単に人に伝わる映像を撮るためのテンプレート集

どんな携帯電話を選べばいいの?

ケータイ動画は低画質なのもまた個性、気にせず今使っているケータイの動画機能を使ってみるのもいいでしょう。ただ、慣れてきたのでもっと高画質で撮ってみたい、またせっかく始めるのだから高画質な新しい機種を購入してみたい、という方に動画ケータイを選ぶポイントをご紹介します。

CCD/CMOSセンサー

センサーは動画ケータイの心臓部分、サイズが大きいものの方がより高画質で暗いところでもしっかり撮れます。ただ、パンフレットなどには載ってないことが多いですね。

VGAサイズ

撮影される動画の大きさ、VGAとは640x480ピクセルのこと。丁度、ハイビジョンでない普通のテレビと同じ大きさです。VHSサイズと比べるとなんと約4倍の大きさになります。ケータイでこの大きさの動画が撮れるとはすごい世の中になったものです。

広角レンズ

どれだけ広角(広く)撮影できるかの目安、35mm換算で表されることが多く28mm前後から少なくなればなるほど広角に撮れるということになります。

反応速度

実はこれが一番の難点。デジカメに慣れてしまっているとケータイの反応の遅さにイライラさせられます。特に撮影に入るまでの起動時間が遅いとシャッターチャンスをみすみす見逃すことにもなりかねません。

ぜひ購入する前には、携帯ショップや大手家電量販店などへ行ってホットモック(実際に電源が入る状態で陳列されているもの)を実際に触って確認してみてください。

手振れ補正

携帯電話は軽量なのでどうしても手振れしやすいので手振れ補正機能があった方が安定した映像が撮影できます。注意したいのは、一部の動画ケータイには静止画撮影のみ手振れ補正機能が働くものがありますので、購入する際には確認が必要です。

 オートフォーカス

オートフォーカス機能がないと被写体を動かしたときにぼけてしまうことがあります。また、フォーカスの速さもポイントです。こちらも手振れ補正機能と同じで静止画撮影のみの機能限定となる機種がありますので注意が必要です。

サンプル動画

最後に実際の撮影した動画を確認するのをお薦めします。方法としては、メーカーサイトのサンプル動画、ユーザーサイト(まとめサイトやウィキなど)で探す、外部メモリーカードを持参して店頭で動画を撮影させてもらえるようにお願いする、などです。

ちなみに、画素数(○○万画素と言われているやつです)は動画を撮影する場合はあまり重要ではありません。